スラッピーノーズスライド SLAPPY B/S NOSE SLIDE

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スラッピーBSノーズスライドのミニHowToです。

オーリーもいらず、危険度も低く、数あるスラッピーの中でも挑戦しやすい部類なので、 気分転換にやってみるといいです。

 

 

フットポジション

 

スラッピーノーズスライド スタンス フットポジション※レギュラーの場合

 

前足はノーズがしっかり踏める位置に。個人的には先端すぎず根元すぎずが◎

後ろ足はお好みですが、セクションに高さがある場合はテールを踏める位置に。

 

 

アプローチ

 

セクションの仕様や材質等にもよりますが、入る角度はとりあえず30〜40度くらいでどうでしょう?

最終的には平行に近づけていくのがいいと思いますが「掛けてスライドさせる」感覚を掴むには、これくらいが妥当な気がしています。

アプローチの角度のまま、まっすぐ自然にノーズを差し込んで掛けにいきます。

掛ける寸前に板から軽く体重を抜いてみたり、板を先行させて掛けてみたり、いろいろやってみてください。

スムーズに差し込めれば、自然と少しスライドできるかもです。

 

 

◎ オススメしない入り方

 

 

こういった、平行からガツンとノーズを直角にぶつけるような入り方は、つま先側のウィールがセクションを噛んでスライドが続かないし、進行方向に進む力も殺してしまいます。

かかと側のウィールだけを当ててスライドするくらいのイメージで

 

 

スライドと重心

 

うまく掛かったらノーズにほどよく体重を乗せ、腰を下げて姿勢を低くします。

同時に重心(=頭やケツ)を引き、板が体の真下ではなく視界の奥(前)のほうにある状態をつくります。重心が前にあるとノーズのつま先側を踏んでしまい、スライド中に詰まってしまいます。

重心を下げて引くことで、スライドやアウトの動作に余裕が出ます。ちょうどいい重心の位置を探してみましょう。ノーズにしっかり体重を乗せることで、スライドの距離も伸びていくと思います。

 

 

上半身

 

スライド中は上半身を開かず(=進行方向に向けず)、両肩はなるべくセクションと平行を保つようにします。スライドが安定するし、きれいなアウトにつながります。

 

スラッピーノーズスライド_腕わかりにくいですが、両腕を「前後」に伸ばしています

 

 

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アウト

 

スライドの感覚が掴めてきたらいよいよアウトです。

スライド中に前後に振っていた腕を左右に戻す反動で全身を捻り、ノーズを進行方向に向け直します。

セクションが低ければ、後輪→前輪の順に着地することでとりあえずのアウトができます。

 

もっといい感じにアウトをするには、上半身を捻りながら、前足でノーズを進行方向に蹴り出してやることで着地までに90度回転し、4輪着地することができます。ノーリーやノーズマニュアルのアウト、チャイニーズオーリーの感覚がわかっていると早いですかね。

フェイキーアウトはスライド中にテールを進行方向に振ってやるだけです。

何度もやって感覚を掴んでいきましょう。

 

 

 

その他

 

セクションの形状や材質、ウィールの硬さなどに合わせて角度やスピードを調整し、試行錯誤しながらやってみてください。

また、長くきれいにスライドするには、ワックスをしっかり塗ってやると気持ちよく滑ってくれるので、ぜひ活用してください。なんだかんだスラッピーはワックス次第だと感じます笑

 

– – –

 

単発のノーズスライドに限らず、ショービットアウトや掛け替えなどいろいろ展開できるので、楽しく練習してみましょう!スラッピーKグラインドの練習にもなりますよ!

 

ショービットアウト、ちゃんとスライドして繋げられるようにがんばります

 

written by @Takkks.

 

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