F/S 50-50 グラインド F/S 50-50 GRIND

正確なオーリーができる熟練度と、カーブに向かっていく恐怖心に打ち勝つことが必要なトリック。組みコーンが跳べて、テールが足からあまり離れなくなってきたら挑戦してもいいと思う。

 

 

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【まずは止まったまま掛けてみる】

一番最初は、デッキと平行に引かれた地面の線とかをコーピングに見立てて、オーリーで乗ってみるところから。オーリー前後で板がお腹側に平行移動できているとOK。移動幅はデッキ1枚分くらいから。それができたら5cmの段差、10cmの段差と危険度の低い高さから掛ける練習をしていくといいです。

それと同時に、走りながら線に乗ってみる練習も。実際のトリックでは、コーピングと平行に走って平行に掛けるのではなく、少し角度をつけてアプローチし、ちょっとだけFS180の要領でFSに10〜20°回りつつ乗る感じ。平行移動とほんの少しの回転の組み合わせです。

 

【自分がちゃんと跳んでゆとりを】

実際に走りながらカーブに掛けるときは、下半身だけで跳ぶような余裕がないオーリーではなく、体ごとしっかり跳び上がって乗りにいく。高く跳んで整った体勢でトラックをコーピングに掛けて、安定した姿勢でグラインドするための余裕(滞空)が必要。空中ではコーピングを高いところから見下ろすような気持ちで。

 

【進行方向に向かって掛けにいく】

進みながらトラックを掛けにいく位置は、いま目の前にあるコーピングではなく、進行方向のデッキ1枚分先あたり。進む力やスピードを殺さずスムーズにグラインドに入れるように。目の前に掛けようとすると、詰まったり体が腹側に前傾してしまってバランスを崩したりする。

 

【コーピングに掛ける】

トラックをうまく掛けられるようになるにはとにかく試行錯誤するしかないように思う。自分とカーブとの距離感をつかむとか、両足のかかとあたりにコーピングの端が来るように意識してみるとか(これがなかなか難しい…)。理想はデッキとの一体感。板が自分の体の一部のような感覚で、体ごと乗りたいところに乗りにいけるのがベスト(要はオーリーの熟練度…)

(追記)オーリーするときに、前足の擦り上げ方向をカーブと平行に擦るといいです。斜めにアプローチして傾いていた板の角度が空中でカーブと揃います。

 

【目線】

カーブにアプローチするときに掛けるポイントを見定める。見定めたポイントを、ちゃんとトラックが掛かりきるまで見続けること。

 

【グラインド】

うまく掛かったら膝を曲げて重心を落としてバランスをとることと、目線をアウト先に向けてグラインドしていくこと。はじめは本当に短い距離で、少しスピードをつけてやってみると、アウトを意識することなくいつのまにかメイクできてしまうこともある。グラインドする距離が伸びるほどにバランスをキープするのが難しくてアウトも難しくなる気がする。

 

【アウト】

カーブを抜けるには、安定したグラインドと、ある程度のスピードが必要。グラインドの摩擦による減速を計算に入れつつも、ふつうに段差から下りるのと同じような感覚でテールを踏んでノーズを浮かせてアウト。膝をある程度曲げた姿勢を忘れず、バランスを崩さないように。

途中でアウトする場合はもう少しスピードが遅くてもOK。グラインド中に腕や肩を進行方向正面に開くようにF/Sに捻ってから(30〜40°くらい?)ノーズ側のトラックを浮かせて、上半身と同じようにF/Sに向けてやる(チクタクの感覚に近いか)。体をふわっと浮かせるイメージで板から体重を少し抜きつつ捻ってやると、テール側のトラックもきれいに外れます。そのまま着地。この場合も、グラインドせずに段差から途中で降りる感覚と同じです。

 

 

+追記

いくら練習しても前のウィールがカーブに乗り上げがちで、偶然うまく掛かっても体勢が安定しなかったんだけど、掛けにいくときの頭の位置がカーブ側(腹側)に寄りすぎなのが原因だったようで、もう少し背中側に後傾気味な体勢で乗りにいくことを意識してみたら、わりとうまく掛かるようになったかも。逆に掛かり方が浅くて落ちちゃうって人は少し腹側に前傾姿勢になって、頭の位置をカーブ寄りにしてみては。

この頭と足の位置関係は、カーブかレールかで調整したり、B/Sの場合や他のグラインド/スライドトリックでも意識したほうがよさそうですね。

 

◎それでも乗り上げてしまう場合は、単純にもっと離れたところからオーリーしてください。

 

written by @Takkks.