オーリーしないボードスライド

NO IMAGE

オーリーが必要ないくらいの低いレールや道路の分離帯のようなものでちょっとしたボードスライドをするときのミニHowToです。

ひとまずスライドする感覚に慣れるのにちょうどいいと思います。

 

 

 

 

 

まずは跨いで掛けてみる

 

一番初めはバーに対して「直角」にアプローチし、ノーズを上げてバーを跨ぎ、止まった状態でデッキの腹を掛けるところから。この状態では当然スライドしません。

このとき、ただノーズを上げるだけではうまくいかないことが多いです。コツとしては、弾かないオーリーをするような感じで、直前で軽く屈んでからふわっとバーを跨ぎに行き、しっかり真上に乗っかるようにすることです。

 

できるようになったら少し角度をつけて掛ける練習を。慣れてきたらバーに沿うようにゆっくり走りつつ、体ごと開くように跨いで掛けてみる。

 

 

スライドさせてみる

 

次の段階として、ゆっくりと45°くらいでアプローチ。バーのアウト付近を狙ってノーズを浮かせ、デッキの腹を当てに行く。うまく掛かれば少しスライドできます。もし突っ掛かっても捲られてもすぐアウトで着地できるので、危険度は低めです。

ここでもちゃんとバーに体ごと「乗りに」いくこと。逃げないこと。しっかりデッキとバーの上に体重を乗せないと、安定してスライドしません。乗ったら腰を落として重心を下げて安定させること。

 

 

重心

きれいにスライドさせるには、少しテール&腹側重心で掛けにいくのがいいと思います。

 

アウト

 

初めはスライドした角度のままアウトして着地→チクタクするように抜ける形で十分だけど、慣れてきたらデッキの角度を空中で戻しつつアウトしたいところ(そもそもバーが低いので戻すのが逆に難しい)。

コツとしては(上のTwitterリンクに書いたけど)掛けるときに振りかぶって全身を90°回して掛けると見せかけて、回すのは下半身だけ。上半身は勢いをつけるために一瞬振るけど、掛ける瞬間に逆に捻って戻して、両肩を結ぶラインがバーと平行になった状態でスライドしていくのが理想。

 

 

この動作の利点は、スライド中に捲られにくい姿勢をとれること(全身が進行方向に開くと捲られやすい)と、アウト時に下半身を元の角度に戻しやすいことです。少し慣れとコツが必要ですが、練習してみてください。

 

 

 

オーリーしなければ入れない高いレールでのボードスライドと違って、段階を踏んで練習できるので、ある程度板に乗れている人はぜひ挑戦してみてください。デッキの裏が削れているとちょっと誇らしい気分になりますよ笑

 

 

 

 

 

 

 

 

written by @Takkks.

 

関連記事
【レール 入門】バックサイドボードスライド  B/S BOARD SLIDE