オーリーしないボードスライド
オーリーが必要ないくらいの低いレールや道路の分離帯のようなものでちょっとしたボードスライドをするときのミニHowToです。ひとまずスライドする感覚に慣れるのにちょうどいいと思います。
いつもやってるやつです pic.twitter.com/g5Wnx16TDI
— Takkks SK8 (@Takkks_SK8) August 31, 2020
【まずは跨いで掛けてみる】
一番初めはバーに対して「直角」にアプローチし、ノーズを上げてバーを跨ぎ、止まった状態でデッキの腹を掛けるところから。この状態では当然スライドしません。できるようになったら少し角度をつけて掛ける練習を。慣れてきたらバーに沿うようにゆっくり走りつつ、体ごと開くように跨いで掛けてみる。
ここまで道のり pic.twitter.com/L885LU1TFU
— Takkks SK8 (@Takkks_SK8) September 20, 2019
【スライドさせてみる】
次の段階として、ゆっくりと45°くらいでアプローチ。バーのアウト付近を狙ってノーズを浮かせ、デッキの腹を当てに行く。うまく掛かれば少しスライドできます。もし突っ掛かっても捲られてもすぐアウトで着地できるので、危険度は低めです。コツは、ちゃんとバーに体ごと乗りにいくこと。逃げないこと。しっかりデッキとバーの上に体重を乗せないと、安定してスライドしません。乗ったら腰を落として重心を下げて安定させること。
・掛けたときに重心が進行方向に寄っちゃうと突っ掛かるので、少しだけ後ろ重心が◎
・振りかぶって全身を90°回すと見せかけて、回すのは下半身だけ。上半身は掛ける瞬間に戻して両肩がバーと平行になるのが理想(映ってないけど)
・90°というか80°くらいでOK pic.twitter.com/ENoOuNBxPH— Takkks SK8 (@Takkks_SK8) September 16, 2019
【重心】
きれいにスライドさせるには、少しテール&腹側重心で掛けにいくのがいいと思います。
【アウト】
初めはスライドした角度のままアウトして着地→チクタクするように抜ける形で十分だけど、慣れてきたらデッキの角度を空中で戻しつつアウトしたいところ(そもそもバーが低いので戻すのが逆に難しい)。コツとしては(上のTwitterリンクに書いたけど)掛けるときに振りかぶって全身を90°回して掛けると見せかけて、回すのは下半身だけ。上半身は勢いをつけるために一瞬振るけど、掛ける瞬間に逆に捻って戻して、両肩を結ぶラインがバーと平行になった状態でスライドしていくのが理想。
この動作の利点は、スライド中に捲られにくい姿勢をとれること(全身が進行方向に開くと捲られやすい)と、アウト時に下半身を元の角度に戻しやすいことです。少し慣れとコツが必要ですが、練習してみてください。
アウトで!ねじる! pic.twitter.com/dk9viNJLfI
— Takkks SK8 (@Takkks_SK8) August 31, 2020
オーリーいらず pic.twitter.com/aUfZf19mys
— Takkks SK8 (@Takkks_SK8) February 28, 2020
◎オーリーしなければ入れない高いレールでのボードスライドと違って、段階を踏んで練習できるので、ある程度板に乗れている人はぜひ挑戦してみてください。デッキの裏が削れているとちょっと誇らしい気分になりますよ笑
written by @Takkks.
コメントを書く