【オーリー】ふわっと〇〇してる?
今回はオーリーちょいコラムです。
オーリーを練習してきた人なら誰でも聞いたことがあるであろう「ふわっとジャンプする」という言葉。
この動作そのものには異論はありません。誰もが浮遊感のある軽〜いオーリーやポップショービットやキックフリップをしたいと思っているはずです。
ただ、この表現自体が“ふわっ”としすぎていて、アドバイスと呼べるほどの具体性もなく、イメージがつかみにくいと感じるのは僕だけでしょうか…?
前足の動かし方や弾き方というより、全体的なジャンプのタイミングにヒントがあるように思うのですが、やはりいまいちピンときません笑
個人的にちょっと思ったのが、ふわっとジャンプできる = ふわっと着地できる ということじゃなかろうか…?ということ。膝を柔らかく使って、衝撃を吸収するように着地できているかどうか。
やはりドスンと重たいオーリーだったり、膝がピーンと伸びきった硬い着地というのは、どこかぎこちなく不格好なものです。
しかし逆にいえば、柔らかい着地というのは、柔らかくふわっと跳べている証拠でもあるのでは…?と。あくまで仮説ですが。
定期練 pic.twitter.com/Cfa8BqjwkE
— Takkks SK8 (@Takkks_SK8) May 31, 2020
▲柔らかく着地できているでしょうか?(バランスを崩すと硬い着地になりがち?)
オーリーの動作そのものに慣れない間はどうしてもぎこちなくなってしまい、それは仕方ないのですが。
ある程度慣れてきたら、あまり「ジャンプ弾く擦る!」と焦りすぎず、自分がスローモーションになったつもりで、大きく、ゆったり、おおらかに動作してみるといいかもしれません。
◎自分がよく考えるのは「ふわっとジャンプするために〇〇する」「〇〇できていないから、〇〇する」「〇〇できているということは、〇〇だ」と、動作できない原因やできている理由を考えて、根本から見直していくことです。
ノーズが押せてない人に「ノーズを押せばいいですよ!」とか、テールが上がっていない人に「弾いて足をすぐに上げる意識です!」というのは、あまり効果のないアドバイスだと思っています。うまくできない原因はもっと根本の別のところにあるはずです。
それを考えるのが楽しくもあり、難しいところなのですが…。
最近は「ふわっとFS180」に挑戦中です。ふわっとできると、ドライブもかけやすかったりします。
◎次回のブログは、「ふわっとジャンプ」にも繋がるであろう、弾くタイミングについて書いてみようと思っています。
シン・オーリーHowTo ~Takkk’sメソッド~
written by @Takkks.
初めまして、オーリーの記事すべて読ませていただきました。自分の動画を送信したいのですが、まずはコメントだけで失礼します。(ここには添付できないようです)で、記事に書いてある通りの現象が自分に起きており、びっくりしました。今の状態は、組みコーンやそれより少し高い物を超えれるレベルです。ただし、後ろ足は離れ、着地のときはテールにあるはずの足がビスまできている。記事にある通り自分を見透かされてるようで会ったことも動画を見てもらった訳でもないのに、ここまで的確に把握されててびっくりしました。50歳をこえたランプ、バンクしかやらず、オーリーなどはまったくやらない知り合いにたまに私のオーリーを見てもらうのですが、(その知り合いの方はたくさんのスケーターをパークでみているので目は確かだとおもいます。)その人曰く、組みコーンをとぶのに、「スピードでごまかすな、もっと遅いスピードでコーンを超えろと言われました。」私は、その遅いスピードだと後ろのトラックがコーンに引っかかるのでやりにくいです。スピードをつけたほうが楽にとべます。ですがアドバイス通り(そのときの動画は今の保管してあるのですが)スピードに頼ってコーンを超えたときは、後ろ足が離れてコーンを超えている汚いオーリーなのに対して、遅いスピードでコーンを超えて着地したオーリー(コーンを飛び越えて着地したらもう止まりそうなスピード)の動画は、後ろ足がしっかりついてきており、「今のはいい感じ」と言ってもらえました。その成功時のイメージを頭にインプットして、普段の練習(ほぼ一人です)のときに何度も動画を見返して活かそうと考えました。普段は、新宿の中央公園という場所の普通のコンクリートでオーリーを練習しています。(素人の私には、つるつるした地面より弾きにくくとてもやりにくいです。)ですが、ここでしか深夜は練習できないので、やらないよりはやったほうが良いのでここで練習しています。で、質問ですが、この弾きにくいと感じる練習場所で、ペットボトル(1リットルや2リットル)を物越えしています。スピードをつけると楽々に飛べますが、やはり後ろ足がはなれます。それならばと、今度は、遅いスピードで飛び越えるのですが、足が微妙に離れているようないないような?といった感じなんです。このような、弾きにくい環境での練習方法は、今私がやっていることを継続して我慢強く練習すればよいか不安になっています(八月下旬から本格的にオーリー見直しはじめました)記事には、弾きについて細かく記載されていますよね。このような本人が弾きにくいと感じている場所でも、それは単に甘えで、弾きに技術を身に付けることは可能なのか?今は、5.6回物越えしをスマホで録画し(1分から2分)その場で再生して、「まだ、足離れてるな」と試行錯誤し、また5,6回飛ぶ、それの繰り返しです。それが一ヶ月くらいつづいて進展なくてヘコたれそうです・・・それとも、コンクリートでやりにくい場所ならば、なにも練習しないよりかはマシなので、とりあえず物越えとか繰り返してオーリーを反復練習することに重きをおき、ここでは、弾きとか細かいこときにせず、体力がつづくかぎり練習しまくるほうがベストなのでしょうか?
とりとめのない文章ですみません。弾きにくいコンクリートでどのように練習することがベストなのか、、、、自分の動画をみるたびに、進歩がないので不安になってしまします。よろしければ、アドバイスお願いします。
オーリーの記事たくさんあるのに読んでいただいてありがとうございます!参考になれば幸いです!
まずご質問に対する回答ですが、
①いろんな路面で滑りまくって経験を積む
②ウィールを少し柔らかいものに替える
です。①は言わずもがなですが、自分ならすぐに②を実行します。自分もコロナ渦で通っていたパークが閉鎖になっている間は近所のフラットスペースで滑っていましたが、如何せん路面が粗く、ヒロシさんのようにいつもの動作がやりにくかったです笑。硬度が99のウィールを使っていましたが、すぐに90や95に履き替え、路面の凹凸の衝撃を吸収してくれるため滑らかに進むようになりました。柔らかめだとドライブやスライド系、グラインド系がやりにくくなりますが、オーリーやショービットの練習にはほとんど影響はないと思いますよ(パークの閉鎖が解除されたのでまた99に戻しましたが、粗いところでは95に替えると思います。やりにくいものはやりにくいのです笑)
スピードやテール足離れに関しては記事を読んでいただいて練習しまくってもらうのがベターかと思います。すべてはジャンプ、弾き、擦りの歯車をうまく噛み合わせることです。
動画を撮って確認することはとてもいいことだと思いますが、5〜6回ずつだとあまり自分の深いところに行けないような気もします。動画を見返すたびに温まっていた筋肉も集中力も冷めてしまいそうで…(個人の感想です)。
物越えに関しては、無理に高い物に挑戦しまくるよりも、低いものをきれいに越える練習、もしくは何も置かずにフラットオーリーを整える時間も確保してみてください。段差に跳び乗ったり跳び降りたり、いろいろやってみるのも◎です。がんばってください!