テールマニュアルtoショービット(Fakie Ver.)

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スケートボードに於ける憧れのひとつ、連続技。

 

おそらく多くの人が自然とオーリーtoマニュアルあたりからとりかかるのではないでしょうか。

でもあれ、段差に跳び乗るという過程があるので、いきなりのハードルが高い。着地した瞬間にツルッといってステーンとなるかもしれない。もうちょっと簡単そうなものはなかろうかと。

 

 

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そこでトライしてみてほしいのが「フェイキーテールマニュアルtoフェイキーショービット」テールマニュアルショービットができるようになってきた人なら挑戦してみてほしいです。

 

 

いや、たしかに簡単ではないかもしれない。正直コツらしいコツもなく、地道な練習が必要です。

ただ、オーリーtoマニュアルよりは入りやすいかもと個人的には思っていて。そのわりにやってる人をあまり見かけない/ちょっとした玄人感が出る/端から見ればノーズマニュアルtoノーリーショービット(?)/等々。連続技のとっかかりにおすすめしたいです。

 

 

【そもそもなぜフェイキーなのか】

ショービットはフェイキーのほうが簡単だからです。デッキが簡単に回る。大事なのはマニュアル中にショービットができること。

いくらメインスタンスのマニュアルができても、そこからメインスタンスのショービットに繋げるのは急に難易度が上がるんです。フェイキーマニュアルを覚える手間を含めても、こちらのほうが習得が早いのではと。

 

【まずはフェイキーのテールマニュアル】

メインスタンスのテールマニュアルが10mくらいできるようになってきたら、フェイキーでも挑戦してみてください。メインスタンスのノーズマニュアルより明らかに習得が早いはず。それでも少し時間はかかりますが、こちらも10mくらいできるようになりたいです。

ショービットに繋げようが繋げまいが、練習して絶対損はありません。膝をしっかり曲げて、後ろ足のつま先の真上に頭がある状態をいかにキープできるかを意識してみてください。目線もつま先です。

◎右側が進行方向

 

【マニュアル中にデッキを回す】

いよいよメイクに向けて。回し方はフェイキーショービットと同じ。はじめは動作しようとするとマニュアルが崩れますよね…。これも慣れとしか言えないのですが…

対策としてまず、ショービットをするために屈むという動作を省きます。わざわざ屈む必要がないくらい、はじめから低めの姿勢でマニュアルに入る。そして、少しでもマニュアルが安定する瞬間が来たら、跳び上がったりせずクイックに板を回します。

回転をかけられても、板が体の下から逃げていってしまうと思いますが、こちらもきれいに回せるようになるまでくり返し練習です。慣れてくると少し跳び上がる余裕も出てくるでしょう。落ち着きつつも素早くテールをしゃくれるように。

 

【結局は慣れと練習ではあるけれど…】

僕はもともとフェイキーマニュアルがある程度できる状態からショービットに繋げてみようと練習を始めて、不格好ながらその日のうちに何回かメイクできたんですよ。

練習し始めのうちはこんなのできるのかと呆然としたけど、まあまあ、なんとかなった。マニュアルを練習するうちにバランス感覚がなんとなく鍛えられていたのでしょうか。

 

 

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転んだり足を打ったりするリスクも低いので、わりと気楽に取り組んでいただけたらと。

余裕でメイクできるようになってきたら、ショービットではなくビッグスピンに置き換えてみたり、テールを弾いてポップショービットに替えてみたりと応用が利きそうです。僕ももっと安定してできるようになりたいです。

◎連続技でいえば僕はいつかテールマニュアルtoオーリーがやりたいです…

 

▲慣れたら止まったままでもできたりします。 

 

▲最近FSショービット Ver.も覚えました。 

 

written by @Takkks.

 

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