【オーリー】タイミングを掴む
今回はオーリーですごく大切になってくる、全体的なタイミングについて書いてみようと思います。
オーリーというとまず「弾き」、そして「擦り上げ」が練習すべき2大要素として挙がるかもしれません。でも、個人的にはここに「タイミング」を足した3大要素が大事になってくるんじゃないかと思っています。
弾きと擦り上げだけを練習しても、タイミングが合っていなければチグハグなオーリーになってしまう。全体の「流れ」を把握し、その中に適切なタイミングでそれぞれの動作をはめ込んでいくイメージです。事前にタイミングを覚えておくことで、成長スピードが変わってくるのではないでしょうか。
で、具体的にどんなタイミングで動作すればいいのか。ヘタクソですが、以下の動画を見てみてください。
下手下手&ヘトヘトなので大目に見てほしいんですけど、オーリーの跳び上がる感じをグラデーション的に並べてみました。地面でただジャンプするタイミングをそのままオーリーに適用していきます。体ごとジャンプして腰の位置をしっかり上げてるつもりです。 pic.twitter.com/x3OJBTIycG
— Takkks SK8 (@Takkks_SK8) July 16, 2019
要は一旦板から降りて、その場で普通にジャンプしてみる。その感覚で跳び上がり、まずはテールを弾けるようになるのがいいのではと。
初心者さんの傾向として、とにかくテールを弾くタイミングが早すぎるという点が挙げられます。体が伸び上がる前に弾いてしまう。これまでも繰り返し言ってきましたが、弾いてからジャンプするのではなく、ジャンプしてから弾くような感覚。
オーリーやいろんなフラットトリックで高さや軽さを出したいときに、いつテールを弾くか。
画像1でも2でも3でもなく、4まで伸び上がったときにやっと弾くような、そういうイメージ。 pic.twitter.com/PQn8RPAGOR— Takkks SK8 (@Takkks_SK8) May 4, 2019
初めは不安定な板の上で伸び上がる=高くジャンプするのは恐怖でしかないので、克服するためにまずヒッピージャンプをやってみるといいです。最初は止まった板の上で軽く跳ぶだけ、最終的にはスピードを出して走りながら思いっきり跳び上がれると◎
ヒッピージャンプ pic.twitter.com/X550ywtXgb
— Takkks SK8 (@Takkks_SK8) April 21, 2019
また、柵や手すりにつかまって練習するのもタイミングをつかむのにいいかもです。
不格好できれいじゃないけど、掴まりオーリーやってみた。 pic.twitter.com/5FsKi22QhZ
— Takkks SK8 (@Takkks_SK8) June 13, 2019
◎とはいえタイミングをつかむだけでもすごく難しいし大変です。よく「ふわっと跳ぶ」「軽さを出す」という言い方をするけど、要はタイミングのことだと思っていて。全体の流れ=タイミングを体に覚えさせながら練習することで、理想的なオーリーメイクへの近道としてほしいなと思います。
◎この全体的なタイミング、オーリーに限らず多くのフラットトリックに当てはまると思います。練習中のトリック、オーリーと同じように跳べてますか?
◎最初に貼った動画リンクに少し書きましたが、腰の高さを上げることについて、次回もう少し掘り下げて考えてみようと思います。
written by @Takkks.
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