[改訂版]フェイキービッグスピンショービット FAKIE BIGSPIN SHOVE-IT
ビッグスピン系の中では一番難易度が低く取りかかりやすいトリック。進行方向、回転方向的に一番回しやすいのがその理由。
さらっとメイクできればちょっとおしゃれ(?)ですよね。フェイキーからメインスタンスに戻るときにエンドオーバーではなくこのトリックで切り替えれば、まわりも「おっ」となるでしょう。
僕は上半身を90°回そうとしても実際は60°くらいしか回ってない人なので、それならばと120°を目指すと90°くらい回ります笑 https://t.co/hRpVuAJHFr pic.twitter.com/LZgIGwIQQC
— Takkk|Sk8HowTo (@Takkks_SK8) June 10, 2022
◎以前「フェイキービッグスピン」としてHowToを書いたけど、当時よりも上達してやり方も変わったきたので、今回アップデート版の記事を書くことにしました
【 基本はエンドオーバー+ショービット 】
はじめは体を180°、デッキを360°という複合的な回転にビビっちゃうけど、一度噛み砕いて「フェイキーからメインスタンスに戻るエンドオーバー」の途中に「フェイキーショービット」を挟むと考えればなんとなくやり方がイメージできるのではないでしょうか。
なのでフェイキーショービットはさくっとできるようにしておいてください。このトリックは止まったままではなく、ゆっくりでも進みながら練習を。
◎ハーフキャブもフェイキー360ショービットも別にできなくていいです
▲ 自分のスタンスはこんな感じ(レギュラー)。広くスタンスしすぎるとコンパクトに回せないので、このくらいで
【 エンドオーバー:ショービット=6:4 】
自分はあくまでエンドオーバーの動作をベースにします。通常のエンドオーバーよりも少し大袈裟に逆方向に振りかぶってから上半身を先行して回していく。こうすることで上半身で生まれた回転の力が下半身に伝わり、軽い力で板を回すことができます。
そして体とデッキが90°回ったところでヒョイッとショービットを打つ。どのくらいの力でしゃくればちょうどいい回転がかかるか試行錯誤が必要です。回ったデッキをキャッチしたら、残りの90°のエンドオーバーを回しきるという感じ。ただ、ショービットをしている間にも体は回り続けているので、キャッチした時点で残り45°くらいになっているとさらに◎
意識としては6:4でエンドオーバーが強め。ただ、重心が少し違います(後述します)
◎エンドオーバーに意識を集中するためにもフェイキーショービットは余裕でできるように!
◎ノーズ側の足を補助的に使って回す人もいるようです(僕は使いません)
【 体の回転軸とデッキの回転軸 】
まず、このトリックは回転軸が2つあります。体はエンドオーバーで回るのでテール側のウィールが回転軸になる。さらにデッキはショービットで回すので板の中心が回転軸になる。仕組みを頭に入れておいてください。
【 重心が大事 】
そして、このトリックは重心が重要。エンドオーバーをベースにしつつも、若干重心を変える必要があります(前述の回転軸の話も頭に置いてください)
普通にエンドオーバーやショービットをするときの重心(頭の位置)って、だいたいは両足の中間、デッキの中心あたりです。でもフェイキービッグスピンの重心は、体の回転軸となるテール足付近に置くといいです。回転軸というのは「両足の中間」のようなどっちつかずなものよりも、どちらかの足に置くほうが重心を固定しやすくて安定します。
こうすることで回った板をキャッチしたあと、回転軸側の足に体重をかけながら着地することになるので、残り90°のエンドオーバーをドライブをかけながら回しきることができます。
はじめは自分が回ること、板を回すこと、重心をキープすることがバラバラになって空中分解してしまうと思うけど、繰り返し練習していくことで動作が噛み合ってくるはずです。
【フェイキービッグスピンショービットで意識していること3つ】
①先行動作
②自分がちゃんと跳ぶ
③テール足着地 pic.twitter.com/ag0TyjJPWf— Takkks SK8 (@Takkks_SK8) November 6, 2020
◎ここまでのやり方に慣れてきたら「エンドオーバー+ショービット」を意識せず、回転軸も板の中心1カ所だけで一気に回せるようになってくるんだと思います(自分はまだできませんが…)。上手くなってきたらフェイキーではなくメインスタンスでも挑戦してみたいと思います。
— Takkk|Sk8HowTo (@Takkks_SK8) December 4, 2023
冒頭で難易度低いって書いたんですけど、でもめちゃくちゃ難しくないですか?
written by @Takkks.
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