【オーリー】弾いて擦って終わり?

オーリーは「弾いて」「擦り上げる」ことでデッキを浮かせます。これは疑う余地のない事実です。

ただ、その動作をやって終わりじゃない。弾くことも擦り上げることも「手段」であり「過程」でしかない。手段の前には「目的」があり、過程の先には「結果」がある。そこを意識することで、ただ弾いて擦るよりも理想のオーリーに近づけると思います。

 

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【 弾きの先にあるもの 】

何のためにテールを弾くのかというと、当然デッキを浮かせるためです。当ブログでは繰り返し書いてきましたが、自分がジャンプして、テールを弾くことで板が地面に当たり、地面から跳ね返り、力強く跳ね上がってくる。この「跳ね返り」が発生するような弾き方を見つけなくちゃいけない。

ある方は、テールの弾きをバスケのドリブルでボールをつく動きに例えていました。地面に着いたボールが手に吸い付くように跳ね返ってくる。このときボールは、下から上に手を押している。この状態をテールの弾きで再現できれば、テールが足に吸い付くようなオーリーになる、と。

 

 

あくまでもテールを弾くのは重たい自分の体を持ち上げるためではなく、軽いデッキを浮かせるため。弾く前に板の上にかかっていた体重を抜いておく。これ大事です。考えてみると、バスケのボールをつく手にいちいち体重をかける人はいませんよね。変に力む必要もない。ただ、ボールとデッキは材質も弾み方も違う。そこでデッキを弾くキックには「重さ」ではなく「速さ」が必要になってくるんだと思います。

両足で跳んでる?
自分が先に跳ぶ
弾き足の難しさ

 

【 擦り上げの先にあるもの 】

何のために前足を擦り上げるのかというと、弾いて立ち上がってきたデッキを更に上へと持ち上げるため………だけでなく、つま先をノーズ先端まで到達させ、更にその向こうの空間へとノーズを導いてやるためです。

「擦り上げる」というよりも「ノーズの反り上がりにつま先を引っかけて押し出す」と言っていた人が何人かいました。擦るという行為はそこまで重要ではない、とさえ(そこは人それぞれでしょうけど)

ノーズを押すタイミング

 

こんなふうに、目的あっての手段、結果のための過程をイメージすることで、動作が変わってくる気がしませんか?

 

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弾きについては、体重をかけないような弾き方を見つける(体を浮かせることと板を浮かせることを分けて考えられるようになる)まで本当に何千回も何万回も跳んでみなくちゃいけない。

ノーズの先端まで擦り上げるには、立ち上がってきたノーズより高く前足を上げる必要があって、そのためには自分がより高くジャンプしなくちゃいけないし、そのためには不安定な板の上で高く跳ぶのに慣れなきゃいけない…

 

 オーリーはすべての動作がリンクしていて本当に難しい。弾き、擦り上げ、タイミング等々をバラバラに鍛えていても、最終的にはパズルのようにそれぞれのピースがかっちり嵌らないと、きれいなオーリーにならない。特に初心者さんはいっぱいいっぱいだと思うけど、とにかく繰り返しやることで、それぞれの動作に意識を向けて改善する余裕が必ず生まれてきます。伸びる時期もあれば停滞する時期もあるでしょう。めげずに挑戦し続けてほしいです。

 

written by @Takkks.